Interview

社員インタビュー

Vice President
田中 理裕
Michihiro Tanaka

入社年月:2022年6月
出身地:三重県鈴鹿市
出身校:東京大学法学部
資格:米国公認会計士(ワシントン州)
趣味:テニス、ウォーキング
理想のビジネスパーソン:冷静に状況を分析しつつ熱意を持って変革を推進できる人

※取材当時の役職はコンサルタント




この場所は、成長への渇望を満たしてくれる

グイグイと自分を押し出すタイプではなく、まずは聞き手に回る。飄々(ひょうひょう)とした語り口が持ち味だ。そんな田中理裕は、自らの長所を「安定したテンション」だと語る。

これまで、コンサルティングファームに在籍した経験はなかった。「前職の商社では財務経理部門での会計・税務業務に加えて投資先の事業改善に携わる機会もあり、。次のキャリアで事業再生や業績改善に自分の専門を特化したいと考えて、アリックスパートナーズに参画しました」

商社時代には財務経理部門で会計・税務・リスク管理の業務に加えて、事業再編や在庫最適化、収益性改善のプロジェクトに携わった。20代後半の2年間はペルーの自動車ディーラー子会社に出向しCFOを補佐するポジションに就いた。財務諸表作成や管理会計業務、現地銀行との融資交渉などを担当、モビリティ分野のカーブアウトに現地担当者として主導する。

「コンサルタントとしてゼロからのスタートなので、プロフェッショナル経験のない自分のレベルが通用するかは不安でしたが、入社後にスキル面で十分なサポートが受けられました。過去の案件のスライドもすぐに参照できます。好きな研修は、アジア全体で行うケースシェアリングです。実際に苦労したこと、それに対してどう対処したのか。直近プロジェクトに携わった人たちがフレッシュな情報を共有してくれます。『どう考えて、どんな行動をしたか』という生の声を、自分の経験値に変えるのには最適な場です」

田中自身が考える強みは、分析力と正確さ。反対に、未知の事柄に対して主体的に取り組める力を付けたいと考えている。「上の人が何層も重なる大組織にいた頃は、指示に対してスキルを使ってアウトプットを出せる力が重要でした。アリックスパートナーズでは、自分が主導権を握って交渉を進めなければいけない場面が多くありました。誰を動かして、どんな結果を出せたのか。それを最も重視するファームです」

入社前の印象は、プロフェッショナルたちが「個」で動く組織。しかし、その印象は変わった。「個の力を大切にしながらも、コラボレーションの力が強いです。プロジェクトはチームで動くから『自分の役割は何か』を常に考えることになります。経験値があるシニアを中心に余裕のあるメンバーが多いです。柔軟性を備えているから『自分のやり方はこうだ』と主張する人はいません」

長期的なキャリアパスはあえて描かないという。「まずは自分が納得できるまで成長したい。学びきったら、その後のことを考えてもいい」と意気込む。どんな人がアリックスパートナーズに向いているのか、田中の意見はこうだ。

「コンサルタントに限りません。これまでにビジネスの流れでも、組織のかたちでも、何かを変えた経験がある人には向く会社だと思います。成長への渇望を満たしてくれる、そういう場がピンポイントで提供されるファームですよ」

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