Tokyo Office Director Interview: Hiroyuki Shimizu
Interview
社員インタビュー
事業会社で得られた知識を活かせることに加えて、
磨かれてきたコモンセンスがとても重視される
Senior Vice President
沖園 浩太
Kota Okizono
Profile
2020年入社
2008年、プラントエンジニアリング会社に入社。3年半のインドネシア駐在を含め、合計で6年間海外案件を担当。10年強の在籍期間にM&A案件を担当する機会が多くあった。その際に複数の案件でアリックスパートナーズと協業。
アリックスパートナーズ入社後はプライベートエクイティファンド投資先のコスト削減、日系大手の事業カーブアウト・売却、プライベートエクイティファンドによる事業会社買収検討時のデューデリジェンスなどのプロジェクトに携わる。
クライアントとして、そして交渉相手として見たアリックスパートナーズ
前職はグローバルに事業を展開するエンジニアリング会社に在籍していました。この業界は事業のボラティリティが高く、急激な業績の変化、それに伴うM&Aが頻発します。
そのような業界でM&Aを担当する中で、様々なコンサルティングファームを起用する機会がありましたが、アリックスパートナーズはこういった厳しい状況で他のファームにはない働きをみせます。アリックスパートナーズとはM&A後に業績が悪化し資金難に陥った子会社のターンアラウンドで共に働いたこともあれば、アメリカでジョイントベンチャーを組成していた相手先が破産し、ジョイントベンチャー相手にアリックスパートナーズから派遣された暫定経営陣と交渉相手として対峙したこともあります。
アリックスパートナーズほどハンズオンで入り込み、結果にコミットするファームは他にはありません。危機的状況において、戦略をクイックに纏め、素早く実行に移り、結果に徹底的にこだわる点が他のファームとは異なり、このスタイルに強く共感したことが入社のきっかけとなりました。
コンサルティング未経験でもキャッチアップは可能
入社時からしばらくの間は、コンサルティング経験がなかったことで大変苦労しました。 キャッチアップのために、入社前から書籍を紹介してもらい自学自習すると同時に、入社後はコンサルティング未経験者向けの1週間のトレーニングに参加しました。このトレーニングは、他のアジアオフィスと共同開催で、実際のプロジェクトケースを実例に、問題解決、スライドライティング、プレゼンテーション等の各スキルをデモする形式で行われます。
これに加えて、プロジェクト遂行時のスキル指導がありがたかったです。プロジェクトチームのメンバーには、経験豊富なベテランコンサルタントがいます。そのメンバーから、実践を通してスキル指導を受けられたことが一番有効なトレーニングになりました。
こうしたトレーニング機会は、コンサルティング未経験者のキャッチアップのために非常に重要ですし、アリックスパートナーズの優位性の1つである人材の多様性を支えるものでもあります。
新しいプロジェクトごとに、新たな学びがある
アリックスパートナーズのプロジェクトでは、クライアントも厳しい状況に置かれていることが多く、都度都度の判断を誤らずにスピーディに進めていく必要があります。私たちにかかるプレッシャーは相当に高いですが、それだけにクライアントと信頼関係を築き、意思決定を共に積み重ね、プロジェクトを成功させたときの感慨はひとしおです。
プロジェクトはいずれも複雑で緊急性が高く、新しいプロジェクトにアサインされるたびに新たな学びがあります。この経験を重ね、扱うテーマの幅をどんどん増やしていきたいです。
Message
アリックスパートナーズに向いているのは、厳しい状況に置かれているクライアントに向き合って、クライアントの気持ちに共感しながらも、実行すべき戦略を確実に見極め、結果を出すことができる方だと思います。
このような厳しいプロジェクトを遂行するメンバーですから、人に対しても厳しいプロフェッショナルが多いと思われるかもしれません。意外かもしれませんが、実際には物腰が柔らかく、マチュアなコミュニケーションがとれるメンバーばかりです。高い人間性も兼ね備えていないと危機的状況に置かれているクライアントとうまくコミュニケーションがとれないということだと思います。
アリックスパートナーズのプロジェクトは非常にチャレンジングなプロジェクトばかりです。厳しい場面もありますが、それを乗り越えたときのクライアントからの感謝、自身の達成感は他では得がたいものがあります。チャレンジしてみたいと思われる方、是非お待ちしております。