Interview

Senior Vice President
中路 頼光
Raikoh Nakaji

入社年月:2023年4月
経験領域:小売、消費財、サービス業
出身地:京都府
出身校:京都大学薬学部
特技:社交ダンス
座右の銘:「多々益々弁ず」(『史記』より)

成長への期待を、きっと裏切らない。

足掛け2年にわたる大規模な構造改革案件において、5人のメンバーを率いて経営参画するプロジェクトマネージャーを担った中路頼光。新卒で入った銀行で8年強を過ごした後、DTFA、PwCで計7年半をコンサルタントとして過ごした。

「コンサルタントとして最初はM&A周りのコンサルティングに携わり、ディールの実行フェーズでDD(デューデリジェンス)を多く担当しました。その後ディールクローズ後のPMIやバリューアップの仕事にも関与するようになり、ハンズオンで仕事を動かすことのやりがいを感じるようになったのです」

アリックスパートナーズの入社面接時、東京オフィスのパートナー、マネージングディレクターたちと対話したときの印象を「仕事への厳しい姿勢が本質的で尖っている感じ。この会社にいれば間違いなく貴重な経験ができると思った」と振り返る。

「他のファームと比べて目に見える成果を出せる集団。つまりキャッシュを生むコンサルティングファームです。結果へのコミットメントが圧倒的に違うし、そのためのノウハウがしっかりあるのがアリックスでした」

全世界で3,000人という少数精鋭。中路は新規プロジェクトのキックオフ前や最初に提案を行うタイミングで、グローバル全体にメールを投げて「この案件への知見を持っている人がいないか」を聞く。すると、どんなテーマでも通常3〜5人程度から返信が届くという。「ファーム全体で『成果へのコミットメント』が共通認識にあるから、フラットなコミュニケーションが成り立っているのだと思います」。

普段の業務で中路が最も大事にするのも「具体的なバリューを出すこと」だ。「そのゴールに対して、何でもやれるのが自分の強みです。M&Aに関わり数字を見てきた経験、バリューアップに携わった経験などが活かせています」。

自身を「プラクティカルなタイプ」と分析する。理論より実践を好む性格は、学生時代から変わらない。「もともと生物化学が好きでした。大学では多くの人の役に立つ実践的な研究がしたくて、理学部や医学部ではなく、薬学部を選んだのです。でも希望する研究室の抽選に落ちてしまい、研究者ではなく社会に出て社会にインパクトを出せる仕事に携わろうと考え、金融とコンサルティングに進みました」。

将来のキャリアパスを尋ねると「コンサルティングファームは、このアリックスが最後。次のステップではファンドやファンド投資先CxOなど、プリンシパル側に関心があります」と言う。「今の仕事のやりがいはクライアントからの評価をいただくことです。それに加えて『将来のキャリアに向かってしっかり進んでいる実感』が持てるのも大きなやりがいです」。

多くのシニアコンサルタントが集うアリックスパートナーズだが、あえて中路と同世代、さらに若い転職希望者に向けたメッセージを受け取った。

「このファームには『成長に対して貪欲な人』が向いていると思います。どんなプロジェクトでも、新たに学ばないとこなせません。ここには『自分の幅を広げたい』という思いに応える刺激的なプロジェクトの機会にあふれています。難易度の高い案件を担当するかもしれませんが、成長を求める方の期待をきっと裏切らないはずです」

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